明洞の老舗コムタン専門店 コムタンおすすめ№1【河東館(ハドングァン)】

 

 

老舗コムタン専門店「河東館(ハドングァン)」

 

新しくなった「河東館(ハドングァン)」の入り口

 

 

今日ご紹介するのは、明洞にある老舗、

コムタン専門店「河東館(ハドングァン)」です。

 

 

1939年創業で、

今年で80周年を迎えます。

 

 

若者の街、ソウル一の繁華街、

外国人が最初に訪れる街、明洞(ミョンドン)にあって、

 

 

韓屋(ハノッ)の雰囲気漂う外観で、

歴史を感じさせる店構えです。

 

 

(ただ、2018年に焼失し、翌年同じ場所に建て替えられたので、

以前より外観内観共に新しいですが、、、。)

 

 

韓屋(ハノッ)の雰囲気漂う外観で歴史を感じさせる店構えです

 

 

歴代大統領が、何人も訪れている

正真正銘の「コムタン」№1のお店です。

 

 

うわさによると、出前を一切やっていないため、

大統領もわざわざ食べに来たそうです。(すごいですね~)

 

 

蔘鷄湯(サムゲタン)なら、「土俗村(トソッチョン)」

コムタンなら「河東館(ハドングァン)」と言われるほど有名なお店です。

 

 

 

 

皆様ご存知「ミシュランガイド」にも、

2018年、2019年と掲載されています。(すごいですね~)

 

 

「コムタン」とはどんな料理?

 

コムタン(牛肉のスライスと内臓のスライスが入っています)

 

 

さて、「コムタン」とは、

どんな料理なのでしょうか?

 

 

コムタンは、代表的な韓国料理のひとつで、

牛のすね肉、胸部肉、膝などの各部位の肉をはじめ、

 

 

牛の頭、骨、内臓等を、

長時間煮込んで作るシンプルなスープ料理です。

 

 

煮込む時間も、6時間以上を謳うお店もあれば、

一昼夜煮込むお店もあるほど、長時間に及びます。

 

 

また、韓国料理と言えば、唐辛子を使った

「赤くて辛い」イメージが強いですが、

 

 

辛くなく、色も白いので、

辛い物がダメという人でも、美味しく召し上がっていただけます。

 

 

また、あまり臭みがありませんので、

日本人には食べやすいと思います。

 

 

ご飯を入れて、クッパにして食べても美味しいですし、

最初から、ご飯や麺(日本のそうめんのようなもの)が入っているお店もあります。

 

 

コムタンは、牛のエキスが凝縮されていますので、

スープそのままでも美味しくいただけますが、

 

 

ねぎを入れたり、塩で味付けしたりして、

自分好みの味にすることができます。

 

 

また、キムチやカットゥギと一緒に食べると、

違った味を楽しむことができます。

 

 

コムタン専門店で食べることが一般的ですが、

韓国料理店や焼肉店で食べることもできます。

 

 

よく似た料理に「ソルロンタン」がありますが、

次の項でご紹介していきます。

 

 

韓国料理の煮込み料理には、

美味しい料理が数多くあります。

 

 

「コムタン」は牛肉を使いますが、

鶏を使ったものが「タッコムタン」です。

 

 

また、牛のテールを煮込んで作った

「コリコムタン」というものもあります。

 

 

コムタンは、朝鮮半島の南西部の全羅南道(チョルラナムド)

羅州(ナジュ)の郷土料理として有名になり、

 

 

「羅州(ナジュ)コムタン」として全国に広まったので、

ソウルはじめ各地で、それを謳っているお店が、数多くあります。

 

 

「コムタン」と「ソルロンタン」

 

コムタン(スープが透き通っています)

 

 

ソルロンタン(スープが白濁としています)

 

 

「コムタン」と「ソルロンタン」は、よく似ていますが、

作り方に、多少違いがあります。

 

 

一般的にソルロンタンは骨を入れて骨髄まで

煮だしますので、スープが白濁としています。

 

 

一方、コムタンには骨を入れず煮だすため

スープは、一般的に透明になります。

 

 

この透明感ゆえか、人によっては、

「コムタン」のほうがくせがなく、

 

 

あっさりしていて、深酒をして胃もたれしたときや、

二日酔いの朝食にはとてもあうと言う人もいます。

 

 

ただ基本的には、コムタンは牛の胃や小腸等の内臓を入れるため、

ソルロンタンに比べ濃厚で油っこいとされています。

 

 

「コムタン」と「ソルロンタン」の違いは、

見た目には、スープが白濁としているか、透き通っているかですが、

 

 

最近では、白濁したスープのコムタンも出てきましたので、

その違いは、だんだん曖昧になってきていると思います。

 

 

「コムタン」の名前の由来

 

建て替えられた「河東館(ハドングァン)」の外観

 

 

次は名前の由来です。

どのようにして「コムタン」と呼ばれるようになったのでしょう。

 

 

そもそも、コムタンは、牛の肉や内臓を長時間かけて煮だし、

スープとしていただく料理です。

 

 

長時間かけて煮だすことを、

「膏飲(コウム)」と言います。

 

 

「タン」は中国でもそうですが、

「スープ」と言う意味です。

 

 

この「コウム」が変化して「コム」になり、

「コムタン」と呼ばれるようになったと言われています。

 

 

「コムタン」の歴史

 

元と高麗

 

 

朝鮮半島は、高麗時代(918年~1392年)は、

仏教文化の影響で、動物の殺生や、その肉を食べることが禁じられていました。

 

 

しかし、その後、モンゴルの統治下にあった元と交流がでてきます。

モンゴルの人々は、主食が「肉」です。

 

 

元の人々と交流する中で、

「肉料理」が広まったと思われます。

 

 

モンゴルの料理は、肉を焼くのではなく、煮込んで調理します。

また、味付けも塩のみのシンプルなものが多いです。

 

 

ですから、肉を水で煮込み、塩のみで味付けをする

「コムタン」や「ソルロンタン」のような料理が生まれたと言われています。

 

 

昔から韓国では、精力が減退した時、疲労がたまった時、

また産後に、元気をつけるため、

 

 

牛骨を買ってきて、疲労回復の健康スープとして、

老若男女家族全員で飲んだといわれています。

 

 

オモニ(母)が、家族の健康を願い、

何日も何日も煮込んで作ったコムタン。

 

 

食生活が豊かではなかった時代に、

民が知恵を絞り、母が愛情を注ぎ作ったからこそ、

 

 

今の時代にも引き継がれ、

大衆に愛され続けるのだと思います。

 

 

場所・アクセス・行き方

 

 

 

地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイック)駅 5番出口 徒歩5分

地下鉄4号線明洞(ミョンドン)駅 8番出口 徒歩10分

 

 

ホテルスカイパーク明洞Ⅱ、ホテルスカイパークセントラルのならびにあり、

ホテルスカイパークセントラルの南隣にあります。

 

 

SKYPARK CENTRAL HOTEL のすぐ南隣です

 

店内の様子

 

店内の様子

 

 

明洞にある「河東館(ハドングァン)」は、

2018年に焼失し、同じ場所に建て替えられました。

 

 

外観は、以前とほぼ同じ外観で、

韓屋(ハノッ)の雰囲気が漂っています。

 

 

建て替えられたとはいえ、

老舗店にふさわしく、歴史を感じさせる店構えです。

 

 

店内は、新しくなっていますが、

ほぼ建て替え前と同じですので、

 

 

何年かぶりに訪れた人は、

建て替えられたことに気付かないかもしれません。

 

 

このお店の雰囲気も、

オーナーのこだわりなのかもしれませんね。

 

 

メニュー・注文

 

左が「普通コムタン」 右が「特コムタン」

 

 

「コムタン」専門店ということもあり、

メニューは、基本的には「コムタン」だけです。

 

 

コムタン    13,000ウォン

特コムタン   15,000ウォン

20球特コムタン 20,000ウォン

25球特コムタン 25,000ウォン

スユッ 中   30,000ウォン

スユッ 大   50,000ウォン

 

 

「20球特コムタン」「25球特コムタン」は、

どんどんお肉とホルモンの量が増えていきます。

 

 

もし、内臓系が得意でない人がいらっしゃったら、

遠慮しないで、お店の人に言いましょう。

 

 

嫌な顔をせずに、ホルモンのスライスを、

お肉のスライスに替えてくれますよ。

 

 

「スユッ」は、スープを作るときにできた

ゆでた牛肉と内臓(胃袋)をスライスしたものです。

 

 

コムタンに入っているゆで肉と内臓のスライスが、

大盛りで出されれると思ってください。

 

 

お値段は、コムタンの2倍以上ですが、

お酒のおつまみとして人気があるそうです。

 

 

何人かで韓国焼酎を飲みながら、

ぜひご賞味ください。

 

 

あと、食事代の支払いですが、このお店は、先払いです。

入口のレジで注文して、すぐに支払います。

 

 

レジの後ろの壁にメニューがかかっていますが、

韓国語メニューだけです。

 

 

レジのオジサンが、メニューを開いて聞いてくれますが、

その場で決めないといけないので、少し焦ります。

 

 

そのメニューには日本語表記がありますので安心ですが、

初めての人はびっくりしてしまうと思いますので、

 

 

事前に何を注文するか決めてから、

お店に入りましょう(;^_^A

 

 

料理

 

特コムタン

 

 

コムタンには、白く濁ったスープを出すお店と、

透き通ったスープを出すお店がありますが、

 

 

「河東館」のコムタンは、

透き通ったスープで出されます。

 

 

食材は、江原道(カンウォンド)産韓牛(ハヌ)の雌牛の内臓(胃袋)と、

ヤンジ(牛の胸肉)で、60年以上同じ業者さんから仕入れているとの事です。

 

 

これらを、リュチャンフイ、ホンチャンロック、

キムヒヨンとオーナー三代続く伝統の技法で、

 

 

休むことなく灰汁を取りながら、

ぐつぐつことこと、6時間以上かけて煮出すそうです。

 

 

また、「河東館」のコムタンは、スープの中に、

牛肉のスライスと牛の内臓(胃袋)のスライスが入っていますが、

 

 

ご飯もあらかじめ入って出されますので、

まさしく「コムタンクッパ」です。

 

 

テーブルの上には、ボールに入れられたねぎと塩が置かれていますので、

自分で好みの味に調整してください。

 

 

テーブルに置かれているネギと塩、胡椒

 

 

河東館のコムタンのメニューは、

基本的に「コムタン」のみとお伝えしました。

 

 

「普通コムタン」と「特コムタン」ですが、

じつはそれ以外にもあるのです。

 

 

メニューの前に数字がついていて、

その数字が大きくなるほど、お肉とホルモンの量が多くなるのです。

 

 

建て替え前は、「20」までだったその数字が、

建て替えられてから、「20」と「25」にパワーアップしました。

 

 

25球特コムタン(お肉とホルモンがいっぱいです)

 

 

当然料金も高くなるのですが、

私としては、男性でも「特コムタン」で十分満足できると思いますし、

 

 

女性なら「普通コムタン」で良いと思います。

お肉大好きの方は、ぜひ「20号」「25号」に挑戦してみてください。

 

 

 

その他

 

 

 

「河東館」は、開店時間は、

朝07:00から。

 

 

閉店時間が決まっていなくて、

その日仕込んだスープが売り切れたら、そこで営業を終了するらしいのです。

 

 

その真面目さ、頑固一徹さに感服しますし、

自店の味に対する自信の表れなのだと思います。

 

 

定休日は、毎週日曜日。

お盆と翌日もお休みですので、ご注意ください。

 

 

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